なんで売れない?ターゲット顧客を選んでいるのに売れない理由

こんにちは やす です。

ターゲット設定の重要性については、色んなマーケティングブログや本でよく見る話なので、そこまでは分かっているものの、実際それで運用を始めるとなかなか効果が表れない。ということが結構あるようです。

なぜなのでしょう?

今日は、ターゲット顧客を選んだのになぜ効果がでないのか。そして逆に効果を上げるためには、具体的にどのようなことに取り組めば良いのか。

そんなお話をさせてもらいますね。よかったら参考にされてみてください^^

ナンバーワンになれていない

まずは、なぜターゲット顧客を選んだのに効果が上がらないのか? そんな話から進めさせてもらいますね。

もし、あなたがお客さまだったとしたら、こんな状況のとき、どちらのお店を選びますか?

あなたが街にでて、短時間で休憩をとりたいとき、カフェに入ることを考えました。

早速スマホで周辺にあるカフェを検索したところ、A店は50m先に、B店は200m先にあり、どちらも名の通っていないお店だった場合、あなたはA店を選びませんか。

なぜならそれは単純で、あなたにとって短時間で休憩をとるには近くのお店の方が手軽だから(その時の条件に1番見合っているから)です。

このようにお客さまは、その時々の条件に合わせて、1番自分にとって都合が良いところを常に選んでいるんですよね。

っと言うことは、

あなたのお店(会社)もターゲット顧客から選んでもらうためには、1番条件に見合うお店(ナンバーワン)にならなければ、選んでもらえないということになります。

(詳しくはこちらの記事に書いています↓)

超重要!商材をつくるときに考えなければならないこと | シンプル に伝えたい やす のWEBマーケティングブログ!

なので「ターゲット設定をおこなっているのになかなかターゲットから選んでもらえない!」というという状況であれば、まずは「ターゲット顧客の中でナンバーワンになることが出来ていない」と認識してみましょう。

ではなぜ、ナンバーワンになることができないのでしょうか?具体的に説明していきますね^^

ターゲット顧客に対してしっかりと最適化できていない

最適化とは「お客さま(ターゲット顧客)が、どんなところよりもあなたのところを選びたくなる理由」を作ってあげる作業のことです。

っと言ってもちょっと分かりにくと思うので、例えを使って話してみますね(^^)

例えば「ゆっくり友達と、できるだけ手頃な価格で、新鮮なお刺身やお酒を楽しみたい人」をターゲットにした飲食店があったとします。

するとこのような感じで最適化が必要になります。

■うるさくならないようにする。

若者が合コンなどに使いにくい価格帯にする。
とはいえ、使いやすいように高くなりすぎない価格帯にもする。

テーブル席同士の間には仕切りをつける(座ったとき隣のお客さんが見えないようにする)

テーブルから店員さんを呼び出すための呼び出しボタンを設置する。

■手頃な値段に抑える

安く仕入れるために仲介をかまさない。
(漁師さんや酒蔵ととタイアップする)

高級魚を扱わないようにする。

できるだけ旬の魚・地元の魚を使う。

■チープな雰囲気にならないようにする。

落ち着けるような内装にする。

器やおちょこなども高級感があるものにする。

割り箸は箸先がより細いものにする。
(高級感があって、魚を食べやすい)

■お酒好きに喜んで貰えるようにする。

お酒の種類を増やす

多種類を楽しめるために、1杯の量を少なくする。(安くする)

酒にあうおつまみを考える。

(詳細については思いつきレベルです^^;)

このような感じでメニューや価格帯だけでなく、お店の雰囲気や、お客さんが使用するものなど、できる限りすべてをターゲットの好みに合わせていくから、お店に優位性がでて、ターゲット顧客から、他のお店(同じ価値を提供してる競合)よりも魅力的に感じてもらえんるんですよ。

なので、中途半端な状態で最適化を終わらせず、できる限り一貫して、全体的に最適化をおこなっていきましょう。

ターゲット顧客の選び方が悪い(強い競合がいるターゲット顧客を選んでいる)場合

強い競合がいるターゲット顧客を選んでしまうと、競合よりも優位性を見いだすことが難しく、お金と時間の消耗がはげしくなります。(ターゲット顧客から選ばれにくい)

例えば、回転寿司業界で考えてみましょう。

今、回転寿司業界には強い競合がいます。もし、そんな中に今から参入をしても、よほどの何かがない限り(競合がいない場所にお店を出すなど)、お客さまから選ばれることは困難です。明らかに、質・価格のバランスで圧倒的に負けてしまいます。

そんな状態で、

プロモーションに時間とお金を費やすのは、消耗が激しいので合理的ではありません。(集客に繋げるまでには相当な時間とお金を消耗します。)

(お客さまは、常に3つの基準でお店を選んでいます → 関係性を築いているのになかなか売れない!そんなモヤモヤを解消する方法! | シンプル に伝えたい やす のWEBマーケティングブログ!

なので、そんな不毛な争いを避けるためにも、ナンバーワンが取れそうでなければ、ターゲット顧客を思い切って再設定しましょう!

ターゲット顧客の選び方 | シンプル に伝えたい やす のWEBマーケティングブログ!

まとめ

ターゲット顧客を設定してプロモーションをどんなに頑張っても結果がなかなかでない理由はは、同じ価値を提供している競合の中でもっとも魅力的な状況をつくれていれない(ナンバーワンになれていない)からなんですよ。

お客さま(ターゲット顧客)がお店を選ぶときはいつも、もっとも魅力的にみえるお店を選んでいるので、自分のお店(会社)がターゲット顧客にとって1番(ナンバーワン)になるようにしましょう。

そしてナンバーワンになるためには、競合を分析しながら、価格帯だけでなく、お店の雰囲気や、お客さんが使用するものなど、できる限りすべてをターゲットの好みに合わせていく(最適化をする)ことが大切です。

そして、それでもどうしても、競合の中で1番を取れない場合は、ターゲットを変えてみましょう。競合(同じ価値を提供しているところ)が強いのに、我慢して最適化をおこなっていっても、お金と時間の消耗がはげしく、得策とはいえません。

ターゲット顧客から「あなたのところが他のところよりも良いよ♪」と思ってもらえるように最適化をしナンバーワンを目指しましょう!

※もし、競合との力(サービス)の差があまりない場合は、SNSやブログでお客さまと関係性を築いたり、価値の伝え方を考えるなどしてナンバーワンを目指すのも一つの方法です。

「安売りしないと売れない!」と思っていませんか?これからの関係性の重要性・・・ | シンプル に伝えたい やす のWEBマーケティングブログ!