今ではブログで集客することも当たり前になってきましたよね。
それだけブログは集客には欠かせないツールになってきたと言えるんでしょうけど、まだまだ間違った使い方(逆効果になる使い方)をしている方も多く、「それ止めとけばいいのに、惜しいな」と思うことがよくあります。
せっかく頑張って書いているのに、結果が出ないと辛いですよね^^;
なので今日は、間違った使い方をしないですむように、ブログ集客で一番気をつけておかなければならないポイント、逆に、やらなければならないポイントについて紹介していきたいと思います。
1. ブログで売り込みはしない
これはついつい我慢できずやってしまう方が多いのですが、まずは次のことを考えた上で運用していきましょう。
ブログの役割は、商材を売り込むためのものではありません。
商材を売り込むとむしろ逆効果で、見込み客が離れていってしまいます。 逆の立場にたつと分かりやすいですよね。知らない人のブログで売り込みされたら、見る気もしないし、そんなブログ2度と訪れたくないでしょ?
なのでまずは、ブログの役割は商材を売り込むためのものではない!とだけ頭の片隅に置いておきましょう。
※見込み客 = (購入してくれそうな人)
ブログでは見込み客の購買意欲を高めることだけに集中する
人は、買う気があれば商材のアピールを見せられても何も思いません(あなたがオンラインショッピングをするときのような感じ)。しかし、買う気がなければ嫌悪感をいだいてしまいます。
なのでブログでは、「見込み客に対してどのようなことを書けば自分の商材に興味を持ってくれるのか?」それだけを考えて書いていくようにしましょう。
ブログの本当の役割は、商材を売り込むためのものではなく、自分の商材に興味をもってもらうためです。
それでは具体的に「人はどのような記事を見れば興味がわき、購買意欲が高まりやすいのか」そんなことをこれから話していきますね。
購買意欲を高めていくことが出来る記事は以下5つです。
1.見込み客が興味のわく記事
見込み客の悩みを解決できるものや、私生活に役立つ考え方など、見込み客があなたに興味がわく情報を書いていく。
2.潜在ニーズを顕在化するための記事
商材そのものではなく、類似商品も含めたなかで、それらが見込み客にとってどんな価値をもたらすのかを伝えていく。
3.プロとして認知してもらえる記事
見込み客が分かりにくい部分を分かりやすく解説するなど、プロとして認知してもらえるものを書いていく。
4.信頼を獲得するための記事
あなた自身のこと(興味があること、好きなこと、家族など)や、実際のお客さまのこと(利用後の感想、その光景や写真)など、見込み客があなたを信頼できる材料となるものを書いていく。
5.感情を揺さぶるための記事
その商材がどんな想いで作られたのか、なぜ売ってるのか、その商材でどんな人を幸せにしてあげたいのかなど、見込み客が共感(感動、感心、感激、感銘)してくれるものを書く。
ブログではこのような感じで、見込み客の購買意欲を高めていくことだけに集中して書いていくようにしましょうね。
売り込みが混ざると良い情報でも怪しくなる
こんなことありませんか?
ある記事に興味があり、読み進めていくと終盤で商材アピールが始まり、その場から立ち去ったこと^^;
実は見込み客も同じように、
興味のある記事でも、途中で商材アピールが入ってしまうと、その記事自体が「商材アピール用の前振り」に感じてしまい、全てウソ話に思えてくるんですよ。
なので、見込み客のために書く記事は、見込み客のためになる話だけで完結するようにしましょうね。売り込みが混ざるとせっかく書いた良い記事が怪しまれる結果に終わってしまいますよ。
2. 売るためのページとブログは分ける
これまでブログで売ることは止めましょう!とお話してきましたが、だからと言って全く売ることをしなければ、ブログを書く意味が無くなってしまいますよね^^;
なのでブログを利用して売上につなげるときは、興味をもってもらうために書くページと、売る(訴求)ためのページとを完全に分けるようにしましょう。
分けるメリットとしては、
- 嫌われない
- 怪しまれない(見込み客のために書いた記事で売り込みがなくなれば怪しさがでない)
- 買う気のない人へアプローチしやすい(商材への興味を高めやすくなる)
- 売り込みが売り込みでなくなる(見込み客の意思で商材説明を見にきているため)
- 見込み客への訴求力が上がる(商材説明やアピールが自由にできるので、見込み客に伝わりやすくなる)
逆にページを分けずに運用してしまうと、
- 嫌われる(興味の低い見込み客へ不快感を与えてしまう)
- 怪しまれやすくなる(良い記事でも商材情報が混入すると、その記事が怪しまれる)
- アプローチの棲みわけがとりずらい(興味が低い人、高い人に分けてやりにくい)
- 離脱率が高くなる(売り込みと感じとられ、離脱されやすくなる)
- 見込み客への訴求力が下がる(記事の流れも考えながら商材アピールをしなければならず、伝えたいことが伝えずらくなる)
などのデメリットが発生するので必ず分けるようにしましょうね。ブログの役割は見込み客の興味を自分の商材へ引くことです。なので、見込み客に対して不快感を与えないで済むように環境作りにも配慮しましょう!
ホームページが必要になる意味
ブログで売り込みをすると嫌われたり怪しまれたりするので、そうならないためにも興味をもってもらう(購買意欲を高める)ページはブログに、売り込みをおこなうページはホームページに分けて運用しましょう。
(ホームページは、ブログのようなレイアウト(デザイン)制限がないので、訴求力(伝える力)のあるページ作りに向いています。)
ホームページを今持っていない人は、売り込みページを下記のどれかに代用するのも手です。オススメ順に掲載しているので参考にしてみてくださいね。
- ワードプレス固定ページ (ブログよりレイアウト/デザインが自由)
- 他ブログ (記事で分けるよりブログ自体を分けたほうが棲み分けがしやすい)
- ブログ記事
※できれば3は外しましょう。
ブログ記事一覧にも売り込みページが表示されるので初めてブログを訪れる人へ不信感ををた与える可能性があります。
3. 売るためのページへ見込み客を導く
先ほども少し触れましたが、見込み客の意思で売るためのページへ訪れた場合は、どれだけ売り込みを見ても、売り込みに感じません。(僕達がオンラインショップへ訪れたときに感じるものと一緒です^^)
なので同じように見込み客を導いていく必要があるのですが、それもなかなか分かりづらいと思うので、そのコツについてちょっと話してみますね。
見込み客を導くコツは、見込み客の興味レベルを考えてリンクを張ることです。
例えば、興味レベルが低い人用の記事(興味を沸かせる記事)では、関連のある記事(他にも読みたくなる記事)リンクを張り、さらに文言を付け加えるなどして興味がでるように促します。逆に興味レベルが高い人用の記事には、売るためのページリンクを張るようにします。
ポイントとしては、見込み客が次のステップ(記事)に十分なびかれる可能性のあるリンクを張るところです。
文中や文末にリンクを張り、見込み客を導いていってあげましょう。
まとめ
ブログで間違った使い方をすると、嫌われたり怪しまれたりするので気をつけましょうね。
ブログの役割は、商材を売り込むためのものではなく、商材に興味をもってもらうためのものです。
しかしブログを書いていく以上、集客のことも考えていかなければならないので、
売り込みをおこなう(訴求をする)ホームページと、見込み客の購買意欲を高めるためのブログに完全に分けて運用しましょう。
分けることによって、買う気がない人(購買意欲の低い見込み客)に対してしっかりアプローチをおこなうことが出来るし、商材に興味がある人にだけ商材をアピール出来るので、売り込みが売り込みでなくなります。
ホームページが無い人は、ワードプレスの固定ページ、もしくは別のブログを作って代用することも可能です。
ページを分けた後は、記事内にリンクをつけて、買う気のない人(購買意欲の低い見込み客)を売り込むページへと導いていきましょう。