「しっかり書いているのになかなかユーザーさんに認識してもらえないんですよね」
と、とある会社の社長さん。
ブログやホームページでちゃんと書いているのに、なかなかお客さまに認識されない(印象が薄い)ようで、困っていました。
今日はそんな、ユーザーにどうしても知ってほしいコトを、どうやれば認識されやすくなるのか? そんなことについて話していきたいと思います。
1回書いただけでは印象にのこらない
「1回書けば大丈夫だろう!」
「1回書けばお客さまは分かってくれるだろう!」
そうお思いではありませんか?
実はそれだけでは、お客さまに印象をあたえることは難しいんですよ。
人は興味のないものは、覚えようという意識がはたらかないので、印象にも残りにくいのです。
(私たちもその立場にたつと同じですよね^^;)
なので、どうしてもお客さまに認識してほしい(印象に残したい)という場合には、「1度書いて終わり」ではなく、何度も書いて伝えていきましょうね。 (不快に感じられない程度に^^)
例えば、今ボクが作っている美容室サイトで話すと、こちらのお店は「大人の女性」をターゲット顧客としていて、お客さま(見る人)には「大人の女性がかよっているお店」として認識してほしい(そんな印象をもたせたい)ので、
ページ上部へ、
ページ中部へ、
ページ下部へ、
ところどころに、「大人の女性」というキーワードを入れつつ、大人の女性が通っている雰囲気が出るように表現しています。(しかしくどくならない程度にバランスを考えながら配置することが大切です)
このように伝えたいことを何度も書いて、お客さまにそのキーワードを何度も見せるから、ちゃんと認識してもらえるようになるんですよ。
これを反復性効果といいます。
反復性効果
反復性効果とは、研究者で有名なハーバード・E・クラグマンがとなえたもので、同じ広告チラシを3回見せたら効果が変わりますよ!というものです。
1回目は「これ何だろう?」という反応。
2回目は「何について言っているんだろう?」という反応。
3回目は「ああ、知ってる(何だっけ?)」という反応。
そして4回目以降は、3回目の反応とおなじ。
このように「人の反応は見る回数によって変化していく」という理論です。なので現在では、広告業界では常識的な宣伝手法にもなっているんですよ^^
ホームページは、同じページを何度も見せるわけにはいかないので、それを応用し、同じ文言(キーワード)を何度も書いて、お客さまに何度も見せ、印象づけていかなければなりません。
なので、
お客さまに知ってほしい(印象づけしたい)ことは、1回書いて終わりにするのではなく、何回も書きましょうね。