こんにちは やす です。
お客さまから選んでもらうためには、どうすればいいのだろう?
といった悩みから先日、「誰かの1番になること。そして1番をとるために、ターゲットを明確にすること」
そんなお話をさせてもらいました。
超重要!商材をつくるときに考えなければならないこと | シンプル に伝えたい やす のWEBマーケティングブログ!
やっぱりターゲットを明確にしないと、誰からも選んでもらえないんですよね。先日もお話したとおり、誰にでもあてはまる商材(商品・サービス)はどっちつかずになってしまいます。
なので今日は、明確なターゲット顧客を設定できるように、ターゲット顧客の選び方についてお話をさせてもらいます。 よかったら参考にしてみてくだい^^
ターゲットを決める時の重要な3つのポイント!
ターゲットを決めるときは、
1.顧客ニーズ(欲求)
2.市場規模(何かをしたい!と思う人の数)
3.競合
の3つをバランスよく考えてやっていくこと大切なので、ここでは分かりやすくお伝えできるよに、具体例をつかって説明していきますね^^
1.【顧客のニーズを考える】お客さまが求めているものを考える
顧客の立場にたって考えると分かりやすいと思うのですが、何かを買ったり、何かのサービスを受けたりするときは、「欲しい」や「やらなければならない」といった、欲求や必要性を感じています。
その欲求や必要性を平たく言うと、求めるもの(求める価値)ということになるのですが、
この求めるモノ(価値)は人それぞれ変わってきます。なのでまずは「お客さまがどんなことを求めているか」を一度書きだしてみましょう。
どんなことで悩んでいるのか? どんな不安をかかえているのか? どんな時にどんな状況でどんなこと求めているのか?(TPO) そんなお客さま目線で考えてみましょう^^
例えば、美容室のお客さまでいうと
- 安く髪を切りたい
- 子供を連れてお店に行きたい
- くせ毛をまっすぐにしたい
- 朝は忙しいので簡単にセットができるようにしたい
- 髪の質を改善し若く見られたい
- ボリュームを増やしたい
- 頭皮の臭いが気になるから相談をしたい
- 白髪を目立たなくしたい
- デート前に髪を綺麗にスタイリングしてほしい
- 話をしたい
- リラックスしたい(癒やされたい)
- ちょっと料金が高くても静かなところで切ってもらいたい
- 個室で切ってもらいたい
- 仕事が終わって髪を切りにいきたい
こんな感じになります。
このように「あなたのお客さまが実際にどんなことで悩んでいそうか?どんなことを求めていそうか?」そんな見込み客となる人を、まずは書き出してみましょう。
2.【市場規模を考える】採算性もしっかり考える
ターゲットを設定しても、市場が小さすぎて採算に合わなければ無意味ですよね^^;なのでターゲットを選ぶ際は市場規模も考えながらやっていきましょう。
採算が取れるだけの市場規模があるターゲット(顧客ニーズ)を選ぶか、市場規模が小さいターゲットを選ぶ場合は複数のターゲットを選ぶことが大切です。
例えば、先程の美容室で考えてみると、
「ショートカットにしたい」というニーズを持ったターゲットだけを選ぶと、ある程度の都市部でないと市場規模としては小さそうなので、人口の少ない地方サロンの場合は採算性としては厳しそうですよね^^;
なのでこの場合は、もっと市場規模の大きそうなターゲットに切り替えるか、それとも新に別のターゲット(例えば、仕事が終わって髪を切りにいきたい人など)を加えるのかを考える必要があります。
(地域密着型のビジネスの場合、市場規模は場所によって大きくことなります。)
ターゲット(顧客ニーズ)はできる限り絞ったほうが、訴求力もあがり集客もしやすくなるのは事実ですが、いっしょにあわせて市場規模も考えておかないと採算が合わなくなるおそれもあるので、この辺もバランスで考えましょうね^^
3.【競合を知る】戦わない・負けない・勝ちやすい領域(顧客)を選ぶ
ターゲット設定をするときに、あんがい見落とされがちなのがこの部分で、競合を知るということは、
自分のお店の体力(時間と資金)をムダに消耗しなくてすむ(不毛な競争がなくなる)
といっても過言ではないくらい、とても大切なところなので、しっかり分析しましょうね^^
やり方としては、最初の項目(顧客のニーズを考える)でリスト化した、それぞれのニーズに対して、自店ができるサービスを一度考えます。
そしてそのサービスごとに、競合となりそうなエリア内で、同じサービスをおこなっているところをインターネット検索などを使って探してみてください。
例えば、
「子供が小さくて一人で行くことできない」というニーズに対してサービスを考えているのであれば、「お店の地域名 美容室 子供同伴」や「お店の地域名 美容室 子供連れ」のようにインターネット検索をしてみたり、
「天然パーマでセットがしにくい」というお悩みに対してのサービスを考えるのであれば、「お店の地域名 美容室 直毛矯正」や「お店の地域名 美容室 縮毛矯正」などでインターネット検索をすると、競合となるお店が出てきます。
このように競合を調べておくことで、優位な立場に立ちやすくなりますし、強い競合と不毛な争いをしなくてすみます。
※もし安売りをしようと思ったとき、1000円でカットができ利便性の高いQBハウスさんに勝とうと思ったら、それは相当難しいと思います。しっかりと競合をはあくすることは大切ですよ。
まとめ
ターゲットを設定するときは、顧客のニーズ、市場規模(何かをしたい!と思う人の数)、競合をあるていど把握し、バランスを考えながらやっていくことが大切です。
どのニーズ(欲求)を満たすことのできるサービスで勝負するのか。
そのニーズを満たすサービスで採算はとれるのか。
そのニーズを満たすサービスを同じようにやっている競合がどれくらいいるのか。
そんなことをバランスよく考えながら、自分のお店が最も優位に立ちやすいターゲットを選びましょうね。
※今回は美容室を例にとって話してみましたが、ネットサービスのようにお店を構えずおこなうところは、地域(エリア)という概念がなくなるので、そのときはもっと広い範囲で競合をしることがポイントとなります。