関係性を築いているのになかなか売れない!そんなモヤモヤを解消する方法!

先日お客さまから尋ねられてことがありました。それは「SNSがどのようにして仕事につながっていくのか?」ということ。

僕は「人との関係性」についてお話をさせてもらいました。

(関係性の重要性については、こちらをご覧いただけると詳しくお分かりいただけると思います↓)

こんばんは やす です。 今年も今日で終わりですね。もう年末のお掃除は終わりましたか? って今この時間に終わってなかったら大変ですよね...

しかしさらに疑問が湧いてきたらしく、

「サービス(商品)の質の差、価格帯がほぼ一緒だからそれは言えることで、もし、質の差や、価格帯に大きな差が他店とでた場合、関係性だけでは集客することは困難なのでは?」という疑問です。

良い質問ですね(^^)

たしかにそれも言えているんですよね。

確かにどんなに仲良くても、美味しくないものは何度も買わないし、美味しくても高額だったら経済的に何度も買いに行く余裕はありません^^;

なので、

モノ(サービス)は関係性”だけ”では売ることはできない!

というのは半ば間違ではないんです。

関係性は、人が商品(サービス)を選ぶときの一つの要素であり、絶対的な要素ではありません。(これが絶対的要素になる場合はファンになり応援したい気持ちがある場合のみです)

今日は、「関係性が選ばれるための絶対的な要素」と思っていた方向けに、選ばれる要素は、関係性だけでなく他にもあること。そしてさまざまな要素が分類され、3つの選ばれる基準が存在すること。そんなことを詳しく話していきたいと思います。

これを知っておくと発信するときのバランスも考えやすくなると思うので、よかったらチェックしてみてくださいね^^

お客さまが買うときに必ず持っている3つの基準

まず最初に、お客さまが持っている3つの基準をご紹介します。

  1. 商品・サービス・提供する人から得られる価値(メリット・体験・ブランドなど)
  2. 入手のしやすさ(価格・距離・決済方法など)
  3. 信頼性(ブランド・安心感など)(関係性という要素は、ここでは1や3に入ってきます)

これらがお客さまが店(商品やサービス)を選ぶときに使っている基準です。そして状況に応じながら、それぞれの基準で総合的に考え、その状況に一番適しているお店を選んでいます。

例えば、

「ケース1」
休日、家族でどこかへ出かけ、その帰りに「夕食を家で作りたくないな」と思ったとき、「手軽にどこかで食べていこう」となりますよね。その場合、帰宅途中にあるお店を選ぶと思います。(よっぽどの理由がない限り帰宅経路からずいぶんそれたお店にはいきません)これは、上の基準で言うと、2が一番重視され、あとは1と3のバランスで考えられていることになります。

「ケース2」
初めて県外からやってきた友達がいて「郷土料理を食べさせてあげたい」と思った場合、多少金額が高くなっても美味しいところで、信頼のおけるお店を選びますよね。(だって満足してほしいですもんね^^)これは、上の基準で言うと、1と3が一番重要視され、その次に2が考えられていることになります。

なので逆に、私たちがお客さまから選ばれるためには、これら「1~3をしっかりと抑えておかなければならない」ということをしっかり覚えておきましょうね^^

そしてさらに・・・

基準をしっかりと考えた上で、お客さまと関係性を築くことができたらより最強!

3つの基準をしっかりと考えた上で、お客さまと関係性まで築くことができると、鬼に金棒状態となり、とっても強力な(選ばれやすい)ものをつくることができます。

関係性は、3の安心感だけでなく、1の価値の提供にもつながってきます。なぜなら、お客さまの「この人のところに行きたい」「会いたい」という消費行動は、考え方として、”お店のこの人”が商品(得られる価値)になっているからです。

なので、3つの基準についても、関係性についても、どちらも疎かにせずしっかりと考えていきましょう。