食べ物って「その土地の食べ方で食べると美味しい」だってそこに食文化すべてがあるから・・・

昨夜は不思議な体験をしてきました^^
っといってもネパール料理を手づかみで食べただけなんですが^^;

ごめんなさい食べかけだったので、ちょっと絵面が悪いです^^;
最初はこんな感じで綺麗に盛られていたんですけどね^^

ほんと不思議な感覚でした。手づかみで食べ物を食べるのって。
僕ら日本人は小さい頃からお箸やスプーンを使って食べていましたよね。そして、それらを使わずに手づかみで食べていたら「行儀が悪い!」と言われていましたよね。
だから大人になり、もう自分の子供にも「行儀よく食べなさい」と教育している立場である僕らが、手づかみで食べていると、言ってることとやってることが違うじゃないか!(笑)的な感じに、この時はなってしまったんですよね(感覚的にですよ)

でもそれは、ただ日本の食文化がそうなだけであって、これがネパールだと全く違った考え方がされているんですよね。

それは、ネパールの方々は、多くの人がヒンズー教を信仰していて、宗教上の理由から浮上の概念を強く持っていると言われています。よって、他人の使った食器、とくに指や口に触れたものは、ケガれているとし、それを人に進めるのは失礼にあたると伝えられているようです。(すいませんこれも深くネット調べたわけではないので、もしかしたら違っているかもしれません)そんな理由から手で食べる文化が根付いたんでしょうね^^

そう考えるとですよ、やっぱりその土地その土地に相応しい形で、一つの文化進化しているんだな~って思うのと同時に、やっぱり日本の常識がすべてではない!って改めてこんな時に思ってしまいます。

それと、話は若干それますが、ネパール料理を本当に味わうのであれば、手づかみの方が美味しく感じるのかもしれません。だって手で食べるために、ご飯やスープの温度が人肌よりちょっと暖かくなっているくらいだし、米も日本のごはんみたいに”ふっくら”していません。おそらく手で食べた時に一番美味しい状態をネパールの先代の人達は研究してきたんでしょうね。

言ってみれば日本でおなじみの”おにぎり”かな^^;
おにぎりってスプーンを使って食べないですよね。 やっぱり”おにぎり”は手で食べないと美味しくない!手で食べるからあの美味しさがあるんだと思うんです^^

そんな感じで、その土地その土地に適した文化があるし、その土地のモノを体験するんだったら、できるだけその環境に近い状態(手で食べてみたり)に身を置いた方が、その土地の文化や、そのご飯本来の美味しさがわかると思います。

ちょっとネパールに行ってみたくなったな~。
あの場所で、こうやって同じように食べたらもっと美味しいんだろうな~。

そんなことを思った昨日の楽しい夜会でした♪斎藤さんありがとうございました〜♪